9月も中旬にさしかかり、受験生は具体的に勉強の目標が定まり、他の学年も前期のような体験的な学習ではなく勉強を身に付ける季節になってきた。これは小学生から高校生まで共通に言えることで生徒たちは年齢・学年が違っても一様に各学年の生徒らしくなってくる。そして、私たちが彼らに関わるこの時期、心がけることは生徒本人の学習をより意識付けすることにある。そのため、いつも行っている小テスト・宿題にはますます妥協なく生徒に取り組んでもらう。この意識が生徒にできるかできないかではその後の学習に対する姿勢がまったく違ったものになってしまう。もちろん、強制の要素はあるが、それをなぜ、何のためにと一人ひとりが意識化してもらう事を大切に思っている。その意識付けの機会は、中学生ならば前期期末試験や夏期講習最後に行った模試、小学生はよりレベルアップした学習内容と彼らも夏期講習最後の模試。高校生は学習単元の全体性の鳥瞰。これらにより、自然と学習も進化してくる。後はその流れに一人ひとりの生徒がついて行けるかである。そのためにこそ、さきに述べた生徒自身の意識化が必要となる。それがないと、内側からの強いエネルギーが出てこないし、学習は停滞する。個々の生徒にハッパを掛けたり、話し合いをしたりする。
今日は高2クラスの英語。英単語テストを毎回30個行っているが、前期のころはやってきたりやってこなかったりする生徒がいたが、最近はやってくる生徒の方が多くなってきた。また、宿題も同様である。クラスとしては一番上の学年である。高3はクラスができなかったが(今年まで高3・高卒生は個人授業のみ)今の高2が高1になったときからクラスができ、後輩の高1もクラスができている。クラス授業は小2から高2まであるが、高2がやはり一番大人の雰囲気を持っている。授業中の話題が脱線することは相変わらずだが、お互い高校生になり学校も違うなりに違いを持ちながらも一つの學志館のクラスとしてのまとまりを持っているところが頼もしい。しかし、彼らも中1の頃は「一体こいつらどうなるんだろ〜」とよく思ったものだが、、、、
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