高校受験を終えた翌週から、新高1準備講座を開催している。今週が最終回となる。英語・数学・国語(古文)を各週1回、計4回ずつ行っている。今年の中3生は熱心で中3受験生の3分の2が参加してくれた。
今の時期、昔、大手塾?にいた頃は3月は暇であった。社員は代り番こに有給を採っていた。が、今の自分は新年度の形を作らなければならない。各生徒がどういう授業を取るか。
eトレ(昨年導入した)をどのように学習の中に活用してもらうか。教材はどういうものがうちの現在の生徒には最適か。さらに、春期講習の準備。父母面談等々。やっと受験生が一段落ついたと思ったら、次の展開を考え出さなくてはならない。決められたコースを淡々と歩むわけにはいかない。当り前のことだが、いつも可能性は無限と思っている。教材選択から授業の形態から。もちろん物理的人的制約はあるがその中で最善のものを作り出したいと思っている。
特に今年は高校生のクラスを作ることになった。今まで高校生は、個人授業(1対1)か個別授業(1対2〜5)(うちでは個人授業と個別授業は区別している)の形態でクラス授業はほとんど作ってこなかった。作ろうと思ったのは生徒と父母の要望があったからである。個人授業や個別授業だと料金が高くなる。下にいる弟妹たちも塾に通わせたいが、、、という事情が多い。これらは自分への呼びかけと思っている。教育関係のセミナーや講演会。塾長同士の勉強会にも参加する。その中で、何をすれば生徒を集められて経営的に安定するかという話が多い。単に経営的なノウハウにとどまらない深い話もあり、決して無駄ではないが、塾の方向性や形をどうするかという話がやはり多い。しかし、今自分を行動に駆立てる原動力のようなもの(運営的に) は自分が一所に勉強をしている目の前の生徒のような気がする。昨年暮れにeトレを導入したのもその時の受験生に何か足りない。自分が提供できる教育として、自分の手一杯の状況を打開してくれる教育ツールは何か? と考えたら、目の前に出てきたという印象である。だから、受験生はよく活用してくれた。が、彼らが終ってしまうと利用者は一気に減り、今月のeトレ使用料は赤字である。また、一から自ら意識付をする必要がある。
昨年のブログで書いた、「論理エンジン」も同様の理由で導入した。4・5か月利用し、自分の国語の授業が変ったと思う。体系的になり学習の目標が明確になった。ただし、それ以前に行っていた国語の授業のメリットもある。それと「論理エンジン」をどう融合させていくかが今年の課題である。
つれづれなるままに、、、書出してしまった。たまにはいいかなと思う。けっして「つれづれ」ではないのだが。
今週は来週からはじまる春期講習の最後の準備期間であり、新年度のための準備の最終週でもある。
生徒たちが持つ内なる光を輝かせることの出来る学習環境を用意していきたい。頑張ります!
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