7月3日(日)に各校舎にて漢検対策を実施しました。漢検は毎年、7月に行います。今年は7月8日(金)です。なぜこの時期かというと、高校受験の際、ポイントになるため中学生の受検者が多いため、、 中学校の定期試験と時期が重ならず、また10月には英検や数検があります。各検定にはかならず対策を行うため、検定の間は空けておかなければなりません。
検定を経験することで1年間取組んできた漢字学習の成果を確認し、検定に向けて準備することで漢字力の蓄積や向上を図ることができます。
実施する主体側の意味づけによって、単に結果を求めるものから、そこで何を育むかという点にまで様々異なる。これは、そのまま子どもたちに影響をする。ただ、こう言っても実際の対策の姿は見えてこない。良い経験をするためという生やさしいものではない。
何年も前から準会場として漢検を行っているので実際の問題と模範解答が沢山ある。それを1人の生徒に関し、過去問3回分(1日の対策で)取組んでもらう。まず、1回目大抵は30〜40分で終る。答案用紙に空欄の多い生徒は一番早く終る。それからが大変である。自己採点はもしくは先生が採点をし点数を出す。目標は合格点であるが、それよりも書けなかった漢字や間違えた漢字をひたすら全部10回ほど熟語で(四字熟語も)書く。ひたすら書く、、書かせる 書いた漢字は先生が確認する。でないと時々、間違えた漢字を丁寧にも10回書いてしまう生徒がいる。よくいる、、 その作業が終ったら、2回目の過去問への挑戦。1回目より点数はかならず上がっている!! それが生徒の自信や達成感(?) これだけやると、これだけ上がるんだ〜 と言うことを体感!!
最初から合格点の生徒には満点を取るようにプレッシャーをかける。プレッシャーに弱い生徒ほど何のために満点を?と逃げたがる
この作業(?)を頑張ってやった生徒で、前回のブログでも書いた、1点に泣く生徒は私の経験上存在しない また全員が100%合格するというものでもない。ただし、こういう機会を通して、キレルくらいに漢字に取組む経験は他にはあまりないはず。そういう意味で漢検は学習姿勢を育てる良い機会にもなっている。とくに最近の気の短い?生徒には絶好の機会である!!
担当は志村でした
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