前回のブログからもうずいぶんと時間が経ってしまいました。 今回は、夏期講習に向けて内部生向けに書いた文書の一部です。私たちの基本姿勢を述べたものになっています。
~塾長から塾生へ~ 理想と現実を繋ぐために、charge change challengeとは
学習の目的・意義について学年や個人で様々なものがあります。それをニーズの違いと言い、学習塾もニーズの違いに応じた形態が存在します。例えば、中学受験は日能研・啓進、高校受験は中萬学院・ステップ・臨海・湘ゼミ等、大学受験は河合塾・代ゼミ・駿台等・・・生徒・保護者は、自分たちの目標実現に一番適していると思う学習の場を選ぶことになります。
つまり、学習塾を選ぶ行為は目的的選択です。目的志向とは、とにかく〜大学、〜高校、〜中学に入学することを第1に考え、それ以外は排除する思考法でもあります。そのため、各学年がその志向に基づいて選択された学習を続ける場合、それ以外のことは圏外となり軽視されざるを得ません。
一方、動機付けの観点から学習を目的的に限定しない捉え方があります。つまり人間を育てる見地から、各年代で学習するにふさわしい内容を学習していく。生徒の成長時期に訪れる疑問や葛藤に応えていくことに重きを置く立場です。勉強以外は関係ないと言う姿勢ではなく、学習する主体である人間(生徒・子ども)の精神的成長が本来の学習には欠かせないという考え方です。
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