今日は朝から試験対策。教室に一杯になるほど多くの生徒が参加してくれた。午前中から夕方まで行うため、初めて参加の生徒は後半には集中力が切れてしまい、ボーとしているか、周りの生徒にちょっかいを出して騒いだりするものだが、過半数の生徒は経験済み?のため、そういう生徒が目立ってしまい、再び勉強に取組む。また、周りの生徒からそういう状態を指摘されるためか、自分の状態を自覚して、勉強を復活する。もちろん、こちら側の対応もあるが、全体として中1〜中3まで同じ時間に同じ目標に向って時間を過すのは壮観であり興味深い。お昼時間は各自お弁当を持ってきたり、近くのお店で買ってきて食べる。それも楽しい時間ではある。普段は学年ごとクラスごとに曜日・時間帯が異なるからである。
また、勉強を集中して行う持続力を鍛えることができる機会でもある。何時間も座ってひたすら勉強にだけ取組まなくてはならない。休憩時間は昼休みの45分間と午前午後に各10分ほど入れるだけである。家で勉強していれば、ちょっと休憩して、と言う時間がついつい多くなりがちだと思う。その点はトイレも含めて生徒は許可を取らないとできないので、缶詰にされている状態である。だから、慣れないうちはきつく、中1だと、時々昼休み後、来なくなってしまう生徒もいる(脱走!と呼んでいる)が、中1の時、脱走した生徒も中2・3年になると最後まで頑張っている。(今回は脱走兵は出ませんでした!)
今回も生徒たちが学力だけではなく、心と精神の筋肉も鍛えてくれたと思う。後は、結果を期待して待ちたい。
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