2月9日(金) に1回目の神奈川県公立高校志願状況が発表されました。(志願変更は14,15日に受付けられる。)
自分の受ける高校はどのくらいの倍率のなるのか?生徒たちはそれぞれの思いで発表を待っていたようです。結果、今年の3年生は倍率発表に影響されることなく当初の志願校を目標にすることにしました。そこで近隣の高校の志願倍率を見てみると、トップの横須賀高校は昨年度の高倍率がそのまま影響し、1.15倍の34名が定員オーバー。昨年度の同時期の倍率1.68倍(132人のオーバー)に比べ
100名近くもダウンしている。志願確定後は20名ほど減り、実質倍率は1.55倍。また、一昨年度は実質倍率1.12倍。さらにその前は1.25倍。これらのことから推測すると今年度の最終倍率は1.2倍前後(つまり定員オーバーは40名前後)になると予測します。独自入試導入最初の年度なので今年受験生はあまり冒険をしないという印象。それに比べ、志願倍率が高い高校は追浜高校の1.49倍(70名オーバー) 、市立横須賀総合は1.87倍(139名オーバー)横浜市立金沢高校の1.7倍(117名のオーバー)。追浜高校はここ2年間の実質倍率は1.2倍に達していないのに比べ大幅増。市立横須賀総合も昨年度は1.12倍。市立金沢高校は1.35倍。つまり、昨年の横須賀高校受験者が今年は手堅く2番手校へ移ったという結果に。それに対して対照的なのが逗子高校。定員を40名増やしたからなのか、なんと定員割れの0.95倍。人気がないからなのか、まじめに受験指導をしないからなのか、よくは分らないが地元の逗子中学の生徒はあまり行きたがらない。が今年は學志館からは数名受験する。近くて良いというのが一番の理由だが。志願倍率の話に戻ると、逗子高校の倍率は最終的には当然増える。どの程度かは予測は難しいが、追浜高校と市立横須賀総合高校からは必ず移ってくるはずであるが、そう大幅に変更になるとは思われない。昨年度を若干下回る程度ではないか。(昨年度の実質倍率は1.27倍33名オーバー)
すると、追浜高校、市立金沢や市立横須賀総合は激戦になりそうである。
逗葉高校は1.27倍32名のオーバー。ここ2年間高倍率が続いていた。昨年度は1.80倍、一昨年度は1.64倍。志願変更の影響はここ2年間はほとんどなかったが、今年はありそうである。がそれほど大きくはないと思われる。
上記の横須賀高校から逗葉高校まで、學志館の生徒も受験するので頑張って欲しい。ダントツの成績で合格して欲しいし、そう期待できる。今年の当塾の高校受験生に自分としては例年になく万全の対策を取ってきたつもりである。後は、受験当日まで自らの為するべき事をやり、落着いて集中し入試問題に取組めば、全員が合格ラインは突破できると思っている。
今回は難しい予測も交えてのブログでした。予測はあくまで予測ですので、結果が出た後、また、事後報告をします。
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