今日は中3生の社会と国語の授業。社会は今年になり20分延長し80分授業に。今の時期、何を生徒たちに提供できるか。最大限に考慮する時期。入試は後、2週間あまりにせまり、社会と国語の授業は今日を入れてあと3回しかない。そのための材料はいくらでもある。昨年使用した直前教材や2年前に作成したまとめのプリント。また、数年間から利用している歴史年表の暗記プリント等。今年の生徒たちには何が今の時期最適か。時間の問題もあるし、生徒自身が普段自分自身で取組んでいる教材もある。一方的に物量作戦はかえってマイナスになることもある。
今日は最初に日本と世界の歴史年表対応と歴代天皇の一覧プリントのテストを。先週、解答を渡さずに問題プリントを「来週テスト!」とだけ言って配ったが、ほとんどの生徒は1回で合格してくれた。(合格基準点はいつも9割)15分間ひたすら書込み完成する。その後は、1年間使用したテキストの最後の宿題箇所を確認後、5分間時間を与え確認テスト。これもほぼみんな良くできている。(今年は期待できるぞ〜と思いたいところだが、例年のようにうちの塾では公立高校を自分の内申点より1ランク上の所を受ける生徒が多い。そのため、通常の各高校の合格基準点よりも合計で10点から多い生徒で30点ほど上回らなければならない。みんなチャレンジ精神が旺盛である!)
その後、地理の直前プリント(27問)、、、他にはまだいろいろと勉強してもらう。来週の宿題を「学習ノート」に記入してもらい、社会は終了。5分休憩後国語。最初は漢字の読み80問と書き60問のテスト。答合せは読み書き終了後、読みは今日は1人10問ずつ解答してもらう。いつもは自分が時間を節約するために一斉に答を言っていくのだが、今日は多少風邪気味のため声の調子が悪く生徒に順番に言ってもらう。書き取りの解答は事前に解答を人数分3分の2ほど印刷し、はやくできた生徒から渡していく。早めに終った生徒は次の生徒に解答を渡していく。今日は(これも9割できて合格)読みが2名、書きが3名だけ再テスト。みんな良くできていた。この漢字テストは公立高校入試の出る順で構成された教材をうちの塾生用に再編集した物。毎週、次回の漢字テスト分を作成し解答を付けて生徒に配布する。これは1月から行っている。次に新中問発展編の後半の読解問題と「県トレ」の宿題の解答と解説をし、最後に今日は長めの小説文の読解問題を解いてもらい終了。来週の宿題を言い始めると、この頃の生徒たちはサッと「学習ノート」取出し真剣に宿題箇所をノートに記入していく。5教科いろいろな宿題があり、テキストやらプリントやテストとあるため、それらを記入しないと訳が分らなくなってしまうことを自覚してか、みんな真剣に書いている。ついこの間までは宿題のテキストを忘れたりプリントを無くしたりして、痛い目に遭っていた生徒もいた。そういうとき、自分は忘れた生徒には最近では取りに行かせるかほっとくので、それはえらい不利益を自分は被るのだと気がついてきたようだ。(もう少し早く気づいても良かったが。)終了後、先に述べた、社会や国語の再テストを受ける生徒が若干居残り。
今日は密度の濃い3時間の授業であったと。しかし、これもあと2回で終りである。
今の中3生たちがこうなってきたのも最近である。各自目標に向って集中している。以前は時々出た宿題が多いとか言う声は一つも聞かれない。ここまで成長してくれた生徒たちを頼もしく思う反面、あとわずかでこのクラスが終了してしまうのは残念でもある。
今は最後の輝きを見せているようでもある。
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