今朝は朝早くから起き、といっても8時、、新宿に今度新たに取り入れた教育システムのユーザー会に参加するため。朝早いというのは、普段、帰宅は毎晩というか毎夜12時を過ぎるので、遅い夕食後いろいろと整理をしたり、翌日の準備等をしていると寝るのが3時は過ぎてしまう。しかも、その日はいつもよりもすることが多く、、というわけで寝不足気味で湘南ラインに乗って新宿まで出かけていく。今は無くなってしまったが、実家が池袋にあったので若い頃は新宿はよく行き、紀伊国屋もなじんだ店であったが、神奈川に移ってからはいかにも、自分が田舎から出てきたような印象を持ってしまう。とにかく道を歩いていても横浜と比べ人口密度が高いし、歩速度が速い。ぼっと歩いていると蹴飛ばされそうな感じになる。本論を大きく外れたが
そのユーザー会は新宿ファーストウエストという高層ビル(確か?)を会場として行われた。最初のK開発の人が現在の教育問題、特に高校の未履修問題が大変な騒ぎになっていて、この影響はゆとり教育の問題から必修科目の変更の問題、さらには、教育の自由化にまで繋がるというようなことを話されていた。次にはこのシステムを実際に運用して成功している千葉で数教室運営されている塾長が講演をし、若いのにすごいな〜と感心して聞いていた。特にニューヨークヤンキースの松井選手の父親が息子に語った言葉として「努力することが才能である」は印象に強く残った。次にこのシステムの開発責任者のH氏が具体的な導入と今後の展開を話された。
いろいろと参考になった。自分の塾にどのような形で導入したらいいのか。まだ、検討中であるがいろいろと勉強になった.
しかし、その日、一番勉強になったのは、実際に自分で運用してみて体験した事であった。同じ日の中2英語のクラス授業で、「体験として授業でやるといいですよ」という話も聞いたので、早速やってみた。中2は中学校の定期試験まではまだ時間があるので、宿題の答え合わせ後、一斉授業の場ではあったが1 LESSONの箇所をこのシステムでやってみた。生徒はいきなりテストをやらされると思い警戒されてしまうが、合格点はいつもより(いつもは9割)低めの7割だから、しかも、居残りは無いからと安心させて取り組ませる。1枚目が終わり2枚目を配ると、「こんなのやっていない!」とあちこちから悲鳴と非難の声が挙がり、その課と次の課の間に入っている補助単元であったので、特に点数は出さずに次のプリントに。ここでトラブルが。プリンターのボタンを自分が2度押したらしく、しかも1人2枚になるプリントであったため、印刷された紙がいつまでも出てくる印象になり生徒が騒ぎ出し、「故障だ!」「なんだかんだ?!」というので、いきなりプリンターの電源を切ってしまった。結果、次にリスタートするときに紙詰まりになった。しかも、新しく入れたばかりのプリンターなので仕様がまだよく分からない。(授業が中断)そうこうしているうちに詰まった紙も取れやっと再開に。その後、数枚のプリントをやってもらうが、途中「もうやりたくない」「解答は?」とかいろいろと混乱してしまった。
そこで、いろいろ反省はあるが、結論。このシステムは基本的には一斉授業には向かない。自分で作った教材の方が問題ない。しかし、元々は教務力を高め個人差がでる演習量を生徒個人に合わせて取り組めるようにと思い導入した。やはり使い方を明確にして個別に各自が取り組めるようにしなくては、うちでは運用できないと思った。いくら良い教材があっても、使って身につけるのは生徒本人なのだから、良いもの役立つものと思っても生徒本人が利用できる環境作りをしなくては良い道具も生かせないと思った。
次回は成功例を紹介できるよう頑張ります!
ブログ初めて拝見しました。先生はそんなに忙しかったんですか。驚きました。これからもお願いします。
投稿情報: S.K | 2006/11/04 00:13
コメントありがとうございます。滞りがちなブログもコメントを頂くと元気が出ます。また、よろしくお願いします。
投稿情報: 志村 | 2006/11/04 02:31