先週の土曜日に数検の対策授業がありました。學志館にとって数検への取り組みは初めてです。数検の問題はいつもの数学・算数の問題と違うところが多いので、授業の目的もちょっと違うものになりました。まず問題そのものへの対策。2次試験の文章題は内容的にはやったことのある問題でも見慣れない文章(単語)が時々あり、特にフィートをマイルに換算するなどの単位を扱う問題で最初苦戦していました。解き方の練習より、言葉にいかに惑わされないかを納得させる練習になりました。
次にまだ
習っていない分野の問題が混ざっているので、それらをとばす練習。解けない問題と解ける問題を判別して、解ける問題をしっかり解かなければいけません。本格的な試験に初めて取り組む小学4年生は、最初わからない問題を抜かすことに抵抗のある子もいて、「どこどこの問題はとばすように」と指示してもどうしても答えを出すんだと無理に答えを導いていました。(もちろんむちゃくちゃな答えですが。)でも1回過去問をこなして他の問題だけで合格点がとれそうだとわかると、2回目は解けない問題をあっさりととばし、その分解いた問題の見直しに時間をかけていました。
最後に2次試験の電卓利用の練習。何でもかんでも電卓を使ってしまうのではないかと思っていましたが、特に指導の必要もなく適切に使えていました。ただ、電卓を持ってこなかった子が多かったのですが、そんな子達がみんな電卓代わりに携帯片手に問題を解いている姿を見て、世代の違いを感じてしまいました。(注意;本当の試験では携帯の利用は禁止です。)
みんなが今週の本番に備えて、しっかり合格してくれることを期待しています。
能勢
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