子どもたちの成長は速いもの。いつの間にか、大きくなってしまう。毎日見ていると気づかないことが自分の子どもにはありますが、教室では週1回2回の間隔だと、時たま、大きくなったなあと気づかされる事があります。それは驚きであり発見です。
勉強面については、今のペースで進めばいつ頃開花するかは予想がつきます。
しかし、体や精神的な成長は突然やってきます。あくまで主観的な表現でこちらが気がついたという意味ですが、、、
冒頭の枯れた花が再び輝きを取り戻したなんて表現は、子どもを相手にしている場では相応しくないかもしれませんが、子どもの成長、人の成長も含めて、その成長には直線的な方向と螺旋的な曲線の方向があるように思われます。
やる気・成績がとことんうまく行かなくなり、もう駄目か、と思った瞬間から上方向へ直線・螺旋織り交ぜて上昇し始める。直線的上昇は次第に螺旋的なものとなり、安定したペースを保ち、今度は一歩一歩の歩みとなる。
こういう生徒たちと自分は今まで何人出会ってきただろう。現在進行形の生徒も含めて。また、そういう人と何人出会ってきただろう。自分も含めて。
気がついたときが出発です。もう手遅れ、遅いと言う現実はありません。あるのは、経験から学び次のステップに何を開いていくのかという意志。
反面、子どもの時間は大人が思うほど長くはありません。育むべき機会は、その時々に相応しい形で育まれるべきです。
何を? という問題は残ります。容易ではない、そういう問題意識をもつ大人が周りにいる子どもは幸福です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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