以前にも書いたように、HPは現在リニューアル中。完成してから公開すれば良いものを諸事情からそうはできず、見切発車的に公開しています。内容的にもよく分らないと思います。もう少しお待ち下さい。
基本的に今までのHPとはすべてを新たにしようと思っているため、文章には時間がかかり、一つずつ書いている状態です。その内、自分の紹介文を書きましたので先にブログに掲載します。そのままHPに載るかは分りませんが、せっかく書いたので読んでください><
代表 |
英語・国語・社会担当 |
志村 正明
大学生の時、友人からもらった本を読んで教育に関心を抱く。その本は小原國芳著『母のための教育学』。小原先生の全人教育論に興味を抱き、大学院ではペスタロッチ、プラトンに心酔。その後、教育系専門学校教員、予備校・私立高校講師、大手塾専任教員等の経験後、1994年に學志館を逗子池子に創設。きっかけは
閑静な住宅街の中、1年目は数名の生徒も2年目から急に増えだす。地域の特性かもしれないが、1人入ると兄妹姉妹は全員が學志館に。そのため、10年以上のお付合いの家庭も珍しくない。また、一度入塾すると高3まで継続する生徒も多い。
2008年に能見台校を2校目として開校。なぜ能見台校かと聞かれても、はっきりした答えはない。ここもイメージが以前からあっただけだが、現在の教室の場所がとても気に入ったことは間違いなく、この場所が空いていなければ、能見台で開校するなどと言う冒険はしなかったと思う。2階にあり窓が大きく光を教室の中に入れやすい特徴があり、スケルトンの状態からその特性を生かした間取にした。各教室の壁には窓があり、座って授業をしている生徒は隣の教室は見えないが、閉ざされた印象がない開放的なつくりになっている。
同じ神奈川県でも逗子と横浜という場所の違う事から来る、ニーズの違いに戸惑いながらも今年で8年目。中学生は各学年クラス授業らしくなってきた。また、中学生のとき通っていた生徒が高2、高3から戻ってくる様になったところは22年目になる池子校と校風が似てきた。
學志館を創設した理由はあまり教育的とは言えないものだが、能見台校を始めてから自分たちが行ってきた教育を客観的に見る様になると、かなり特殊なのに気が付く。例えば、毎週漢字テスト・英作文Testなどを課して授業の最初にテストを行う。9割出来ないと出来るまで、授業終了後、居残りをさせてやらせる。そういうことをやらない生徒は最初から入塾できない。宿題もやってくるのが当りまえ。やってこないとこれも居残りのペナルティーがある。また、教材も一応塾教材を使用するが、生徒に合った教材は自分たちで作る。特に能勢先生の理科の暗記ノートはカラーがきれいで内容もまとめには最適。(理科教育の欄参照)また採算を度外視した教材でもある。
教えっぱなしにはしない。教えたことがどう生徒に定着しているかまで確認をしている。小規模な学習塾の強みと言えるかもしれない。分からないことは分かるまで細かく教えるし、教えた内容が定着しているかどうかまで目を離さない。
こういう指導方針によると、生徒の学力は必ず確実にステップアップしていくことが分ってきた。
単にそれを現在も続けているに過ぎないが、結構一人ひとりへの対応が欠かせないため、その対応の出来る人材は欠かせない。すると、大学生のお小遣稼ぎのアルバイトでは所謂教育力においても該当する学生はほとんどいない。そのため、学生アルバイトは學志館では特別なケースになる。教員志望である。教育に携わる資質がある。その他、何点かの条件をクリアーしないと大学生は學志館ではアルバイトできない。しかし、今まで採用した大学生のほとんどは大学卒業後教員になっている。また大手塾の運営に携っている卒業生もいる。
http://www.tobitate.mext.go.jp/voice3/company/5.html
しかし、たいていの教科指導については社会人の専門性を持った教員が主に対応することになる。
勉強とは今の時代、ある能力に特化したスキルのようなものと捉えることが多い。つまり、何かを獲得するための手段(スキル)としての勉強。それが進むと映像を見て学習する映像配信授業が主流となり、更にそれを推し進めるとロボットが生徒一人にネットで対応する学習の機械化の様なことになるのではないか。その学習の機械化とフェイストゥフェイス(face-to-face)の授業とは何が違うのか。機械化された授業ではどの授業も一様にあるレベルの内容は取りこぼしなく学習できるかもしれない。それに対し、対人の授業では先生の当り外れがあるかも知れない。しかし、対人の授業で経験豊富な教師が対応すれば教科内容の学習はもとより、心的影響もあって当然である。自分の今までの被教育経験を振りかえると、記憶に残っているのは、学習内容のスキルもさることながらそれ以上にその先生の人間性に惹かれることが多かった。
學志館の先生方は経験豊富で、生徒にとっては人生の大先輩であり様々な影響を受けている。また、そういう意味での教育(教科に関する)では教師は汗をかくものである。今でも試験対策の時、生徒に対策用のプリント(英語の場合)を何枚もやらせ、その1枚1枚を採点し、間違えた単語や英文はそれぞれ数回ずつ書かせ、それをチェックし、必要な説明は適宜全員にしながら次のプリント進ませる。1クラスに10名もいれば採点やチェックだけでもパニックになりそうな量を毎回サクサクとこなしている。こういうことも経験がないとできるとは思えない。出来たとしても雑で効果の薄いものになるのではないか。
その他、国語、数学、理科、社会においても各先生たちが過去問を編集したり、学校の教科書をまとめて対策プリントを作成したりと盛沢山な学習が出来る。
自己紹介文から現実の教育指導の内容まで述べてきて、これが紹介文になるかは分らないけれど、自分たちの不得意分野は自分たちの実際に行っていることのアピールであると思っているため、こういう内容は場所・時を選ばず、掲載していきたいと思っています。
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