講師会 感想
講師の先生たちの感想です。初参加の先生たちも今回3名います。
T.A先生(初参加) 数学理科担当
私が塾業界で仕事をしていて良く耳にした言葉は「教育産業はサービス業である」というものであり、私はその言葉にうんざりしてきた。その認識のもとでは、塾は教育の名に値しないのではないかと常々思ってきたからである。今日の研修会で學志館のあり方はそうした業界全体のあり方とは一線画したものであるように感じ、非常にホッとした気持ちになった。子どもの快苦に対して毅然とした態度で接することが大切だというお話は「サービス業」としての塾からは生まれない発想であるように思い、教育力というものがお題目ではないように思えた。また、研修会の中でディスカッションの時間を持てたことも大変有意義であった。一般に研修会というと幹部の方々の一方的な報告会に終わることがほとんでなので、非常に良かった。
K.K先生 英語・社会担当
生徒との関係については深く考えたことはないが、宿題をきちんとやり、小テストの準備をして通ってくるのであれば、良いと思う。生徒に主導権をとられずに、毅然とした態度で臨むことは、基本的なことだが、自分自身は特に意識をして、やってこなかったと思うが、やはり必要なので考えていきたい。
研修では普段あまり考えて来ないことがテーマとして掲げられるので刺激になって良い。生徒が学習意欲を持てるように指導していきたい。
Y.H先生 英語担当
“教育力とは”考えてもなかなか自分の中でまとまった結論が出ません。長年教育に携わってきましたが、常に問題意識を持って臨むことが大切だと思いました。漠然と頭の中で考えていることを文字にしてみると頭の中が整理され問題点がはっきりするので、これからの指導にとって、とても役立つと思います。
常に“その先”を考えて、生徒と関わり指導していけるよう心がけたいと思います。
自分自身も人間として成長していかなければと思いました。
A.H先生 国語担当
教育力(広義)については、常に授業を行う上で頭にとどめてはいたのですが、中々…引き出す手段について毎回試行錯誤しています。難しいですね。
今回の研修会で志は新たにしました。今までの自省も踏まえてよく考えてみたいと思います。
2人ミーティングの機会は大変有意義でした。出来ればもう少し長い時間をとっていただき、他の先生方のお話も伺ってみたいと思います。皆様志のある先生ばかりなので。。
H.K先生 数学・理科担当
學志館の考える「教育力」を改めて確認できたと思います。定期的に「教育力」をふり返る機会があることで、日々の自分の活動が確認でき、ともて有意義だと感じます。
特にワークでは、具体的な生徒の話をすることで、自分の考えが整理でき、次への対応策が少し見えた気がします。また、話し合った内容を発表してもらうことで新しい考え方や見方を得ることができ、大変参考になりました。
J.M先生(初参加) 英語担当
學志館=成績(点数)を上げるのみに陥らない學志館で学習のサポートができることを嬉しく思います。授業を通じて 教科学習 プラス ロングスパンでの目標にも目を向けつつ、今自分(生徒)にとってこの学習がなぜ必要なのか目標達成に近づくためにどういう努力が必要なのかに気づくサポートができるといいなと思います。
A.T先生 数学・理科担当
課題点について話しを聞いていただき、その解決策を提案していただきました。毎回Sheetがあり、記入するのに困っていますが(自分の考えがまとまらず)話ししていくことで問題点や今後の対応の仕方などいろいろと見えてきてとてもいい機会になりました。
新しい先生もいらっしゃるので、今後はベテランの先生や社員の先生の授業を見せていただく機会があってもいいかと思いました。
C.T先生 国語担当
志村先生のお考えに共感して勤務を希望したことがスタート地点で、そこから1年たちました。多くのことを学ばせて頂きました。研修会の度に、その共感する部分の再確認ができて嬉しく思います。又、努力しているつもりでも薄れてきていた点などを確認する機会にもなっており、私自身の学習ラインも点検・補強する意味でも必要不可欠の機会と考えています。ありがとうございました。
今回、ワークシートを 記入していて考えたことは、
「社会に対する學志館の役割」の中でも、学校との関係をどうとらえるか、という問題です。
はっきりとしたアドバイスを頂けて良かったです。
講師同士でワークシートの内容を話し合う作業も、同じ生徒や同じクラスでのこちらの関わり方を見直したり、同じ課題があるということをわかり合うことができて有意義でした。
『生徒との関わり、そして「教育力」に関する限り、解決策や方策は必ずある。横から縦から生徒と関わること。生徒も親ごさんも、基本的には変えようと思っても変わらない。変える為にはこちらが変わるしかない。』という志村先生のお言葉を肝に銘じ、現状に甘んじることなく、少しずつでも進化したいと思います。
M.W先生(初参加) 国語・社会担当
學志館でお世話になって三ヶ月ほどが経ち、ようやく授業にも慣れてきたところでしたが、今日はあらためて本学の理念やルールを学ぶことが出来て、教育という理想なしでは考えられない語ることのできない大切なものに触れることが出来たように思いました。商売や妥協とは関係なしに、子どもに対して一人の立派な人間に育ってほしいと思うことの大切さをあらためて感じました。初心に戻ったような気がしました。(世間一般には、商業主義的な塾も多いようですので…)
日頃の小さな悩みを周囲の先生と話し合える時間がもてたのがとてもよかったです。
M.H先生 国語・英語担当
普段会う機会のない他の講師の方々とお話することができて良かったです。
塾で教えると言うことはお金を受け取ってそれなりのサービスを提供することと考えていますが、この「それなりの」サービスは非常にあいまい、幅のあるもので、どこに自分の立ち位置持っていくかが難しい。他の講師の方々も同じ悩みをお持ちなのだと分かりました。
学習していくことは知識や問題の解法を覚えるということだけではなく、自分の内面を築き上げていく過程そのものと感じています。(『教育力の復活』P3*にあるようにこれを狭義の教育力と表現しえるかもしれません)内面的なものは形にならない、時として外部評価の対象にならない。そういう悩みはありますが、「広義の教育力」の充実を目指していきたいと思っております。 *HP 教育力の復活 ⑶教育力(狭義)について を参照
S.S先生 社会担当
冬期講習前の今回の研修会も大変有意義なものでした。「教育力の復活」という年度当初からのテーマについて、今、自分がどのような現状にあるのか、課題は何なのか、ということを再確認することができたと思います。説明を聞くだけでなく、2人単位のディスカッションを行い、それぞれのグループで話し合われたことが発表され、現在の自分と照らし合わせることができ、一層、研修会の内容が深まったと感じました。
たいへん時間が短く感じられるくらい 充実していたように思いました。ありがとうございました。
Y.Y先生 数学担当
単なる営利だけでなく、理想を持っている塾であるところが貴重です。勉強以前に「人間としての品格」を教えなくてはならないという点、本当だと思います。
日頃は授業をしてすぐ帰るパターンなので他の先生方のナマの話しが聞けるのが心強いです。他の方が悩んでいる点が分かるだけでも考える材料になります。
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