先日、開催した研修会で最後に講師の先生たちに感想シートを書いてもらいました。その内容を掲載します。感想の中に「学習ノート」という表現がよく出てきますが、生徒に携帯させている學志館オリジナルのA6版ルーズリーフの事です。中には文系用・理系用の2種類のシートがあり、授業の終わりに生徒がその日の授業で気がついた点や注意しておきたい点を記入し、更に宿題・小テストの内容も記入します。そのノートへの記入が習慣になれば学習習慣も自然に身についています。生徒にそのノートに取り組ませるための研修もありました。
學志館が初めての先生たちもいましたので、具体的な研修も兼ねています。名前はイニシャルになっています。社員は入っていません。
志村先生のお話をもとに、塾の理念を共有する。こういった機会はやはりとても大切なものだと思いました。
特に、「学習ノート」の利用については勤務を始めた当初、「このように書くのです」という使い方は教えて頂き、「大切にしています」とも伺いましたが、「何をどのように大切にするのか」という点を知らないままに日々を過ごしてしまいました。幸い池子校で冬期講習を担当した際に、能勢先生、栗林先生の授業の終わりの方を盗み見る機会に恵まれ、おおよそのところは理解しましが、個人だけを担当している場合、方法が担当者によって異なることが考えられます。文面での通達が必要かと思われます。
志村先生のお考えは伺うほどに納得がいき、嬉しくなります。能勢先生のお話ももっと詳しく伺いたいです。大変興味深かったです(T先生)
限られた時間内でいつも知識の切り売りばかりしていることに、反省している。
今日取り上げられた教育の理念を念頭に置きながら、関わっていければと思う。(K先生)
学習ノートの重要性を再確認しました。今後授業で徹底させるように指導していきたいと思います。生徒の学習姿勢を作ることがまず第一だと感じました。生徒の意欲・関心を引き出せるよう努力していきたいと思います。
教育とはただ知識を詰め込むだけではなく深いもので、本来の教育に少しでも近づけるようがんばりたいと思います。(H.Y先生)
學志館の包括的な指導方針がわかりました。教育は「核」と「周辺部分」の関連がとても重要な意味を持つと思います。「核」とは生徒の内面的なもの(人間性と表現してもいいかもしれません)「周辺部分」とは、知識・情報・社会との関係です。これら2つの関連を意識しながら、勤めて参りたいと存じます。(H.M先生)
目先の点数アップや合格数だけでなく、もっと長い目で見た理想「自分で学ぶ子供を育てる」というところまで訴えてくださる塾長は珍しいと思います。現実はどうしても細かい技術や点数を稼ぎに走りがちですが、それを越えた「明日の日本」を担う子供という視野を持てるのはすばらしいことです。今は学校を出ても、先の保証がありません。手がかりのない世の中でも一人で何とかやっていけるような姿勢、それを形作れたらと願います。(Y先生)
どういった理念をもとに授業をしているのか、ということが具体的によく分かりました。「学習ノート」を使って、生徒が自ら学習するというよい習慣よい生活システムを作っていくと言うことは、とても重要なことと感じました。”教育力の復活”のお話の中にあったように、その様なよい学習習慣を作った上で、さらに学習への興味を引き出し子供たちが内的成長をしていくお手伝いをしていきたいと思います。(O先生)
多くの資料とともにそれぞれ詳しい説明があり、新しく知ることができたり、今までの認識を再確認することができました。学習ノートの利用についてはこれまで私自身も十分に活用させてこなかったことについて反省するとともに、もっと有効に取り組ませていこうという思いを新たにしました。たいへん有意義な研修でした。ありがとうございました。(S先生)
国語科の重責をひしひしと感じました。また今まで知らなかったこともあり、研修をやって頂いてよかった。本当によかったと感じております。本当に自分で適任なのか?という疑問と不安に現在はおびえておりますが、はちまきを締め直し、新たな気持ちで生徒たちと「ニッコリ」向かい合っていこうと思っております。がんばります!!(H.A先生)
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