先日、浅草に行ったとき近くの高いビルから撮った東京スカイツリーの写真です。あいにくの曇り空でしたが、今話題の建造物らしく目を見張るものがありました。
実際に近くで見ると人間は凄いことが出来るんだと今さらながら感心させられます。まだ作ったことのないものを図面を元に実際に作っていくのですから。もちろん、それには歴史の積み重ねがあり引継がれてきた英知の重みがあるからでしょう。
教育も同様にまだ見たことのないものを子どもたちの内側に築いていく行為ですから、そこには当然歴史の重みを背後に感じながら、その作業に携る慎重さと謙虚さが求められるでしょう。完成の設計図は子どもたちの内側にあり、私たちはその設計図を完成に近づけるためのお手伝いをする。すなわち、設計図を実際のかたちにするために、例えば、家の建築であれば土台の工事の大切さを知らせ、どのように土台を作ったらいいか、次に柱になる木材をどう打込むかを教えるというように、各年代(学年)で必要な作業(学習)があり次第に華やかな内装や外装になっていく。
現実の塾での話になると、先週、公立の中学生は前期中間試験が終り生徒たちが結果を持ってきました。収穫の学年である中三は前回の試験より個人差はあるが、ほぼ全員がステップアップ!前回の反省を生かしてくれた結果が出たと思われます。中二は上昇・下降様々。まだ、これから。ただし、4月から参加した生徒たちは土台工事?が進行中であるが、それでも前回よりは全然いいと!?次回はもっと期待! 中一は小学生からの継続生たちがぶっちぎりで高得点!! 最初と言うこともあるが、それでも期待以上でした!!
と、急に現実話になってしまいましたが、生徒たちが取ってきた点数も「かたち」になると思いますが、その「かたち」をより良いものにするためには、学習する姿勢、態度、習慣、気持ちの落着きや定まりが家を作るときの土台工事のようにしっかりする必要があります。そうして初めて、「かたち」が生徒の内面の意欲や目標と整合したものとして形成されてくる。そういう過程をすべて含めて 見えないものをかたちにしていく努力、それを私たちは教育と考えます。
次回は、晴れた日に東京スカイツリーの写真を撮ってこよう!!
追伸 先週から、學志館の社員全員でブログを書こうという事になりました。そのため、今まではいつ出るか分らないブログでしたが(汗)、今後は頻繁にアップします!!講習中は忙しく、そうはならないかも知れませんがそれ以外は頑張りますので、ときどき訪問してください。
今回の担当は志村でした
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