先週から父母面談を実施している。今回は新教室の紹介も兼ねての面談になっている。2階にある教室は階段を上り、青い扉を開けると教室である。部屋は3つある。個人授業用の教室が一つと個人クラス兼用の教室が一つ。そしてクラス授業用の教室がある。
面談前に一通り教室を見てもらうと、皆さん驚かれる!「とても綺麗です!」と仰ってくださる。外観があまり綺麗でないので(周りに新築のマンションが建っているからであろうか?)築〜十年の木造である。だからか、父母の驚きも大きい。しかも、「畳の上に机並べているのか思いました」と正直に?話してくださる、、、Seeing is believing...
1階の教室もそんなに汚いわけではないのに、、むしろ綺麗にしているつもりであるが、、、
學志館のホームページ
生徒の父母は「試験が近いのにのんびりしていて危機感がない」「まだ受験を意識していないから真剣になれない。もっと受験を意識させたい」と話される。それに対して私の方は、ニンジンぶら下げてもそれが終ると何もしなくなるし一時的で勉強内容としても、学習の姿勢としてもそれは望ましくはない。先のことを意識付して「このままでは高校いけないぞ!」的な話を子供にするよりも、普段の学習の中で自分に出てきた課題に一つずつ取組む姿勢を大切にしたい。その積みかさねの中で、学校の定期試験があり入試がある。普段の自分の課題に真剣に取組む姿勢が身につくことは今後の人生の生き方の姿勢を構築していくことと同じことになる。つまり、単に良い点数を取ることが目的ではなく、自分の生き方・姿勢を今、進行形で子どもたちは毎日の課題に取組むことで自ら形づくろうとしている。そういう努力を学習ラインの形成とともにサポートしていきたい。そのための、具体的な学習環境をどのように新年度以降創っていくかの話をさせてもらっている。生徒の今の学習への姿勢を見ると、この後どうなっていくかが見えてしまう。ところが、この面を変えればこうなっていく可能性を持っていることも見えているので、今の現状をどう変革するかがもっとも大切に思う。それなくして先のことを漠然と考えても、子供は変わりようがない。子供に学習へ向う意志があれば、後はその意志の芽をどういう土壌で花開かせるかを(学習環境をどう構築するか)が問題になる。それを父母と一緒に考える機会として父母面談を行っている。
ここで紹介した内容は、ごく一部です。また、機会があれば掲載したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。心に残ることがありましたら、ワンクリックをお願いします。
コメント