夏休みの夏期講習を前に、大手塾はパンフレットを早、大量に新聞の折込みに入れ始めている。特に考えなければ、きれいで上手で見やすい雰囲気を持っているパンフレットを手に取り、申込みをするかも知れない。それも毎週1回はチラシとして折込広告として目にするのだから仕方がない。それに比べ、私たちのような中小塾は生徒一人ひとりの夏休み中の日程を聞いてから夏期講習の予定を立てるものだから、どうしても遅くなってしまう。しかも、折込みの回数は1回か2回である。6月中から毎週毎週、物量作戦をやられては太刀打ができない。だから、同じ作戦は採らない。基本的な情報は当然入れなくてはならないが、自分たちの教育の理念や現在の自分たちの頭と心にある姿勢を詳しく伝えようとしている。それを読んで入ってくる人は珍しいと思う。所詮文字情報だから、カラフルでかわいい生徒たちの写真を掲載してあるほうが印象は強い。しかし、それでも縁があり読んで理解してくれる人との出会いは貴重なものだと思う。だからこそ、その出会いを大切にし生徒や保護者の方ともしっかり関わっていきたいと思う。
今回の私たち學志館の夏期講習へ向けた理念を次に掲載する。理念は理念に過ぎず、それが形としてすぐに目に見えるもとなっているわけではないが、こういう事を考えている人間が子どもたちに関わっていることを理解していただければ幸いです。
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