昨日、能勢先生と東京で行われた、塾対象の教育研究会に参加してきました。午前10時から午後5時過ぎまで。4人の講演とその間に各教育メーカーの教材の説明。時間はみっちりでしたが有意義な時間でした。
特に行動科学マネージメントの石田淳氏の話は昨年も一度聞いたことがありましたが、今回は自分にとってより関心を持つことができた内容でした。ミッション(目標)を作り、それを具体化するためにはどうすればいいか。目標に達していないのは、どこかの行動がおかしい。そこを改善すれば目標を達成できる。さらに、継続はどうすれば可能になるか?
等々、現在の自分には必要なことばかりで参考になりました。つまり、現実を別の視点から見ている。同じ現実・出来事を目の前にしても、こういう見方があるのか、という現実をより具体的に受止める視点に一つ気づかせてもらったようです。
教材、教育機器についてはSanaruが制作したSEE-BE(シービー)(Seeing is believing.「百聞は一見に如かず」)はDVD映像をプロジェクターを使いホワイトボードに移し、そこにマーカーを使って自由に画像や文字を操作できる。特に理科・社会の授業では大きな効果を発揮できると思いました。理科の実験もホワイトボードに映された映像を止めたり別角度で見せたり、また、天体の動きを立体的に動くものとして見せたり。また、歴史では平安京の都の様子をCG映像で再現したりと、テレビではよく見る物を教室の授業で先生が説明をしながら自由に操作しながら扱える。これはすごい! と思う。ただし、映像等は作られたものなので、使う側としてはそこにどれだけの自由度があるか。かえって、それに縛られてしまうと、ワンパターンの授業になりはしないかという疑問もあったが、こういう教育機材は今後はもっと普及していくと思う。が、導入費用を考えるとかなりの難しさもある。
いろいろと刺激を受けたセミナーでした。
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