先週の10日11日と今日の13日に私立高校の入試があり、昨日から結果が出そろってきた。併願校として受験する高校の合格は当然だが、初めての受験のため緊張もしたようで少し疲れも見えるが、全員が合格! と元気に報告してくれた。横須賀学院高校をアビリティーで受験をした生徒は現時点で2名が合格した。公立の受験日まであと10日あまり。最後の追込みの時期である。
日曜特訓の成績や普段の授業の様子から、生徒たちへのアドバイスも佳境に入ってくる。
この時期、受験に集中して勉強できることは生徒たちにはともかく、恵まれていることと思う。色々な意味で良い機会である。よく生徒には言うが、受験は何のためにあるか? それは「テストは何のためにあるか?」 と同じで、「テストのために勉強するのではなく、勉強するためにテストがある。」受験も同じで、「受験があるから勉強するのではなく、勉強するために受験がある。」その点を逆に考えてしまうと、受験への取組み、勉強への向い方が180度違ってしまう。結果、受かればいいことになってしまう。そのための勉強になるから、その後の勉強にあまり繋がらない。普段自分が出すエネルギーを100%近い状態で出す良い機会なのだから、そういうエネルギーを自分が持っていること。また、目標に向って自分はこんなにもエネルギーを出せるのだと気づけること。こういう集中力を発揮すれば、こういう努力をすれば自分は目標をあきらめずに立ち向えること等々、、実に様々な経験ができる絶好の機会である。その機会を逃げずに立ち向う経験は今しかできない。勉強はいつでもできるが、こういう状況の中では今しかできない。とても貴重な経験だと思う。
あと10日あまり、私たちもそういう経験を共有していきたい。
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