今年の夏期講習ほど忙しい講習はなかった。というのが、最初の印象。これはお陰様でと言うこともあり、塾としてはうれしい反面、なぜ忙しかったかというと、教務的な問題が多くをしめる。昨年から逗子市の中学校も二期制になり、今年から、前期期末試験が9月6日からということになった。本来なら、8月の後半の授業は9月からの学習に備えて、学習の足腰を鍛える内容になるはずであったが、試験が休み明けすぐにあるということで、どうしてもそのための対策授業が中心となってしまう。多少、小手先の対処療法的な学習も取り入れてしまう。常に結果を求められる立場で言えば、最後の1週間にそれまでに勉強してきた成果を自分の中でどれだけ整理してまとめ上げるか。必死になるかで結果は大きく違ったものとなる。その最後の1週間が生徒にとって今年は、休み明けで必死になりきれない生徒もいたことは事実。そろそろ結果が出てくる。その結果をどう受け止めるか。生徒が注いできたエネルギーは無駄にはしたくない。結果が出た生徒も出なかった生徒も、今までになく頑張ってきたことは私たちはわかっているつもりでいる。各自、反省するところは反省して、次の自分の学習課題を作り出してもらいたい。
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