こちらは前期中間試験前。
ひたすら、試験範囲の問題に取り組む。
この時期、授業中、自分がやることはあまりない。
もうすでに今までの授業で教えていることばかりなので、それらを総復習して身につけてもらう。
自分はといえば、生徒にハッパを掛けるだけ。
ただし、試験対策用の教材を作るのは大変で、そろそろパンフレットを作らなくてはならないのであるが、そこまで手が回らずにいる。しかも、ブログなどを始めてしまったものだから、、、さらにさらに、ワールドカップもはじまり、サッカーフリークの自分としては、、、、、
が、生徒はこういう時期を大切にしてもらいたい。
「自分自身を成長させる絶好の機会!! こんないい機会を逃すのはもったいない!
だからこそ、全力で中間試験にぶつかってもらいたい。」
と言っている。
最近はうちの生徒からはおかげさまで聞かれなくなったが、
試験前になるとよく
「勉強は嫌いだ。こんなことやって何になるんだ!」と言う生徒がいた。
本音は嫌なものから逃げたいいい訳を探しているに過ぎないのだが、本人にはそのことが分からない。
試験前にそういう生徒がいたらどうするか?
お手上げである!!
肝心な、自分を成長させてくれる絶好の機会を前にそう言われしまうのは、普段の自分の関わり方の結果である。
と多いに反省する。
試験とは、スポーツに例えると試合のようなものである。普段の成果がそこに出る。そのための過程があり訓練がある。
話を試験前の授業の話に戻す。試験が間近なのに、明日は朝早くから県大会の試合のために1日出かけなくてはならない、というY子が再テストで居残りをしなくてはならない。「私絶対に時間になったら帰る!」と息巻いているが、こちらは何の反応もせず好きなことを言わせている。試験前に学校に提出物も出さなくてはならない。大事な試合前の練習時間も長い。9教科の試験勉強もしなくてはならない。
今日の塾でのテストも時間がないためにできなかったらしい。
しかし、授業後の居残りの再テストをこちらが何も言わないのにきちんと最後まで受けて帰っていった。
部活にも勉強にも逃げずに向かっている。
まあ、多少ギャーギャー言うことは差し引いても、彼女は今、「絶好の機会を最大限に生かそうとしている」と思う。
貴重な経験をしている。その経験は自分自身の財産になる。 だから、大変だからと同情はしない。
頑張ってもらいたい。
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