今日は中2の英語のクラス。最初に不規則動詞(原形・過去形・意味)のテストを28問を行うが、合格点に達しない生徒が多く、授業後恒例の居残りに。新入生も入ってきたため最初は戸惑うのが、こういうテスト。基準点は9割以上。それに達しない、基準点に至るまで再テストの繰り返し。そのため
授業後1時間以上の居残りも珍しくはない。まず、単語の覚え方を知らない。中には、山をかけてきた生徒もいて当然不合格の連続。生徒たちは途中で「もう寝ている時間だ」「おなかがすいた」「もう帰る!」とか叫んだり、息巻いたりするが、こちらは一向に気にせずに、淡々と居残り勉強をしてもらう。こうなると自分の役割は勉強を教えることではなく、運動選手のコーチのようであり、選手の限界をみとりながら次の行程を次々に指示していく。ただし、私の場合は生徒の先のような叫びや息巻きを受け止めてやんわり返したり、時にはこちらが叫んだり、、、、しながら、生徒に限界まで達してもらうこと。そのことで家庭での学習時間を増やし、塾に来るには事前に勉強をしっかりやっていかなくてはならないという意識になってもらうこと。その意味合いもあります。次第に合格した生徒は家路につき、残り少なくなると、その生徒たちはすべて最近入ってきた生徒ばかり。先に合格して帰っていた生徒も最初は再テストの居残りが多かったので、今いる彼らも今最初の関門に挑んでいるところと、こちらは受け止めている。案の定、最後の最後で合格すると、それまで息巻いてグダグダ文句を言っていた子が「こうやって準備してくれば覚えられるんだ!」という言葉を聞いたときは、内心「やった!」と、しかも、合格した勢いで他に居残っている生徒たちに「あなたたち。グダグダ言っていると覚えられないよ。黙って勉強しなさい!」というおまけまで。結局その日タイムアップでできなかった生徒は翌日に再びテストを受けることになりました。
英語の、この妥協なしの単語テストは、漢字テストと同様にうちの生徒にとっては第一関門。これを通過できなければ、クラス授業では面倒を見ないことにしているもの。ただし、英単語を覚えられないのは決して本人の責任でない場合もあるので、そういう場合は個人指導に授業形態を変更してもらっています。また、テストをする英単語は既に何回か演習問題に出てきて、発音・意味・使い方は練習しているものが大部分。こんなことを書くとこの塾、単語テストしかやっていないかと思われるかもしれませんが、そんなことはありませんが、今日はこれまでにします。
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TBありがとうございます。今後参考にさせていただきたいと思います。
投稿情報: 志村 | 2006/04/25 02:37