學志館はMac派の先生が多く、ノートブック型のMacをタイピングしている先生の姿を見ることも多いと思います。はたまた生徒にMacを勧める先生までいたりします。
かく言う私も大のMacファンでかれこれ20年来のエバンジェリスト(伝道師)です。
ーiPod, iPhoneで日本人にも認知されているアップルは、元はアップルコンピューター社という、世界で最初にパソコンを作った会社です。宿敵マイクロソフトの時価総額をついに抜き去り2011年1月にとうとう3000億ドル(約24兆6000億円 ー日本の国家予算は約90兆です 国内最大のトヨタ自動車が約11兆円ー)に到達したことが分かりました。アップルより上にいるのは石油会社のエクソンモービルだけで、その差はあと300億ドル(約2兆5000億円)となっています。ー
私が最初に買ったMacはMacintosh IIci でした。
13インチカラーモニター、キーボードなどを一緒に買い70万円を超えました。
メモリーは5MB、ハードディスクの容量は20MB、CPUはモトロラー製68030でクロックスピード25MHzでした。これでも当時は最速のパソコンです。
少し解説しますと、今とはスペックを表す単位が違います。
メモリーのMBは今はGBでおよそ1000倍、ハードディスク容量のMBは今やTBとなり2単位上がっておよそ1000×1000倍、パソコンの頭脳CPUの処理スピードの単位もMHzからGHzで1000倍です。
(数学を少し、単位 K(キロ)は1000を意味し、キロメートル、キログラム、キロリットルなどがあり、1キロメートルは1000メールですね。覚えてね!)
その1000倍以上に能力アップしたパソコンが、10万円以下で手に入れられる時代にいつの間にかなっています。
たったの20年間であるモノの能力が1000倍以上になったものがあるのでしょか?
車で例えるなら普通自家用車は180キロが最高時速ですが、そのスピードが180キロ×1000(18万キロメール毎時)になれば、スペースシャトルの打ち上げ時の速さ約2800キロ毎時を軽く抜き去る桁違いのモンスタカーが登場することになります。そんな車が町中を走ることはあり得ません。それがデジタルの世界では起こっているのです。
因みに光の速さは30万キロメートル毎秒。
問題!スペースシャトルの速さを0.3万キロメートル毎時とすると光の速さはスペースシャトルの何倍の速さなりますか?
(私の授業での話は脱線することありますが、いつの間にか、このように問題になっています。)
このデジタル時代はドッグイヤーと言われて久しいですが、今やそれどころの変化ではないと思います。
學志館の先生方は、その変化に必死?で追従しながら生徒の成績表、漢検ステップ問題、小テストの作成やブログなどデジタルどっぷりの毎日です。しかし、やはり教育は生身の人間通しのぶつかり合いが必要だ!とキモに銘じながらもMac大好きの栗林でした。
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