冬期講習に向けて。パンフレットを作成中です。遅い!まったくです。大手塾はもう毎週パンフレットを新聞の折込みに入れているのに、まだ、作成中とは。中3の後期中間試験の対策や教室拡張等で忙しく、、、、 まあ、いつものことですが。という事にもめげずに作っています。まだ、完成ではありませんが、今年のパンフレットは今までとは趣向を(?)変えてみました。自分たちの思っている教育についての考えを正面から訴える内容です。せっかく作ったので、この場をお借りして公開します。意見がある方は遠慮なくお申出ください。それ聞いて変えるかもしれません?
教育の原点を目指す教育事業に日々取組んでいます。教育は様々な形を持っています。学校の勉強が分るための勉強。受験のための勉強。分らなくなったことを分るようにするための勉強等々。小中学校の補習から、中学受験・高校受験・大学受験。中高生は推薦のための内申書を良くするための勉強。本番の一発勝負の受験に勝抜けるための学習、様々です。しかし、どのような機会・目的であっても、肝心なことは学習の主体である生徒自身が学力のみならず精神的にも成長する存在であるということです。勉強だけ詰込めればいい結果が出るほど、最近の受験状況や生徒自身は単純ではなくなりました。一昔前のように、勉強をさせればする生徒では子どもたちはなくなり、受験も高位のレベルを目指すほど応用力が必要とされているのは自明のことです。また、自分は高いレベルの受験を目指すわけではないから、単純なワンパターンの学習内容で良いとは本心では思ってはいないでしょう。もし、そう思って勉強するとすれば、同じエネルギー・時間を使っても得る結果(受験の結果)が仮に同じであったとしても、その後の人生は全く違ったものとなるでしょう。自分の学習と意欲・意志を一致させる努力。勉強と自分の生活がリンクする学習。本来は勉強をすることで、生徒は落着きを持ち、生活にもゆとりを持ち、様々なことに挑戦する気持ちをたくましくしていくものです。逆に、勉強をすることで、わがままになったり、だらしなくなったり、まわりの人に意地悪になったりするのであれば、本当の勉強をその子はしていないと言うことになります。間違った方向の勉強をしていることになります。
私たちの目指す教育は今述べた前者、即ち、勉強することで、気持ちが落着き、ゆとりを持ち、心が広くなり、まわりの人を自分の視野に入れ思いやることが出来、色々なことに挑戦し続ける勇気を持つ人になることです。
學志館に来ると友達が出来ると生徒たちは言います。みんな仲良くなります。もちろん、自然にではありません。時には生徒同士けんかもします。しかし、一緒に勉強することを通して様々なことを生徒たちは学んでいきます。集中力が切れるほど続けて勉強して、見ている私たちがまだ限界ではないと思うと容赦なく、その集中力を持続するようにして貰います。様々な方便を使いながら。毎週の宿題、漢字・英単語テスト(合格基準点9割・再テストあり)。試験対策、面談、話し合い等々。生徒たちが成長する機会は学習をするという行為を中心に、発見できれば幾らでも創り出すことができます。その機会を捉えて、私たちは生徒たちに関わっていきます。生徒の内側に隠れている、学びたいという意欲を引出しさえすれば良いのだと思います。個人差はあります。すぐに出てくる生徒。試行錯誤をしないとなかなか出てこない生徒。しかし、生徒たちが意欲を少しでも持っている限り私たちは関わり続けます。そういう、教育の場が學志館です。是非、冬の講習会という機会を通して、自分の身体で体験してみてください。少しでも、前向きに勉強をしようとする生徒を私たちは受入れます。
* 教育工房とは教育を行う「仕事場」または、生徒の中から輝くものを引出して創り出すアトエリという意味です。
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かわいいお子さんですね! 頑張ってください!
投稿情報: shimura | 2007/11/25 04:33
教室拡張ですか。楽しみですね。
投稿情報: | 2007/12/01 12:09
ありがとうございます。頑張ります!生徒たちが落着いて勉強できる空間を作るつもりです。楽しみにしていてください。>^_^<
投稿情報: shimura | 2007/12/02 02:21